商標登録された唐揚げ

この度、商標登録された唐揚げがあると知りました。
商標登録された唐揚げは『宇佐からあげ』です。
それと一緒に、宇佐からあげのイメージキャラクター『うさからくん』も
特許庁から商標登録されています。

何でも、県北エリアで初めて鶏の唐揚げ専門店が開店したのが、
大分県宇佐市なんだそうですね。
宇佐市で鶏の唐揚げ専門店がオープンしたのは、昭和30年代。

それから宇佐市からあげ協会もでき、
からあげ祭りも毎年行われているというんだから、
唐揚げへの思いは半端なものじゃないことがわかります。
その熱い思いで、唐揚げを揚げることさえできてしまうかもしれません。

商標登録をされた宇佐からあげは、他のから揚げとどこが違うんでしょうか?
店オリジナルのタレを使って、調理されるのも宇佐からあげの特徴の一つ。
つまり、同じ宇佐からあげでも、店によって味が違うということ。
店の数だけ、いろんな宇佐からあげを楽しめるんですね♪

どんな味があるのかというと、ニンニク、果物、ショウガなどなど…
ベースは醤油や塩のようです。
宇佐市に行ったら、からあげ店巡りをするのもいいかも?

お店で提供されるものは、全て出来たての熱々、
だけど冷めてもおいしいのが宇佐からあげの条件。
揚げたての唐揚げは大好き!
サクッと衣を噛めば、中からお肉の旨味がジュワッ♪
お弁当に入った唐揚げも大好き!
宇佐からあげなら、もっと美味しいんだろうなぁ(^^)

宇佐からあげに、トッピングやソースは不要なんだとか。
何もつけないでそのままの味を楽しむのが、宇佐からあげの食べ方のようです。
私は他の唐揚げもソースなどはつけずに食べますが、
いつもは何かをつけたりかけたりする人も、
宇佐からあげはシンプルに食べてみてはいかが(^^)

福引の思い出

クジ運のない私は、福引でもまず当った試しがありません。
冷え込みが厳しい中で並び、長時間待った末の福引。
しかも、途中でおばさんに割り込みをされる始末。

幼い私に神が情けをかけてくれるかといえば、
そんなに甘いものじゃありません。
見事に全部ハズレ。ハズレ賞はポケットティッシュ。

福引係りのバイトのお兄さんは寒い中待ち、
割り込みまでされた私を気遣ってか何個か余計にくれました。
ポケットティッシュを差し出すお兄さんからは、
「割り込みを注意できなくてごめん」という心の声も聞こえてような気がしました。

私はありがとうと受け取りました。
まだ小学生だった私。
正直ってちょっと多くポケットティッシュをもらっても、
得をしたとはあまり感じません。
嬉しかったのはポケットティッシュよりも、お兄さんの気持ち。
お礼はポケットティッシュではなく、お兄さんの優しさに向けたものでした。

頬はすっかり凍るように冷たくなっていたけれど、
手袋の下で指が感覚をなくしていたけれど、
心だけはポッと温かくなりました。
この気持ちをどうにか伝えたい。
ありがとうだけじゃなくて、もっと違う何かを言いたい。

そう思って、帰ろうとしていた足を止め、お兄さんを振り返りました。
時間も時間だし私が最後だったようで、福引を引きにくるお客さんもいません。

「ばいばい」そう言って手を振るのが、幼い私にできる精一杯のことでした。
年頃のお兄さんは小さく右手を上げて「また」と返事をしてくれました。

私も「またね」と言えばよかったな。

家に帰った私にストーブの温かさが染み渡ります。
すっかり冷え切った私を見て、お母さんは言いました。

「また明日行けばよかったのに」

そうか。その考えもあったのか。

次の日もお母さんは福引券をくれました。
私はいつものように福引を引きに出かけます。
いつもとちょっと違ったのは楽しみなのが、
クジよりもお兄さんと会えることだったこと。

今日は昨日ほど寒くありません。
並んでいる人もいません。
そして、昨日のお兄さんもいない。
券を受け取ったのはいつもお店にいるおじさんでした。

「また」って言ってくれたのに。